来福 純米吟醸 愛船206号 @茨城

「愛船」とはあの愛山の親米。
(※交配させたもう一種は「山雄」)
かなり貴重なお米という事で、
安定して流通できないお酒との事。
気になったので、試飲させてもらったら、
なんとも優しい味がしたのだ。
しかし同時にちょっとしたクセも感じ、
しっかりと呑んでみたく購入してみた。
いきましょう。
開封すると、意外にも
米のしっかりとした香りがします。
トロンとした上品な甘さが広がる。
花酵母らしい華やかさを持ちながらも、
派手になりすぎない優しく丸い甘さだ。
どこか白ブドウのようでもある。
火入れだけあって、中盤からの
膨らみはそこまではないが、
ホッコリする米の旨味は、
ある一定ラインでキープ。
終始優しい甘さに心もどこか穏やかになる。
ラストに抜けるからもやさしい。
喉を通したあと、鼻腔を抜ける香りに、
ほんのわずかだが木っぽい香りが残る。
米のボディ感の再訪とでも言おうか、
樽っぽさとか生酛っぽさのそれとは違う。
印象に残る味わいだ。
今日は酵母元でもある東農大の学生さんとも
お話しすることができた。
来福さんにインターンにいっている学生さんで
校内で酵母をつくる話しなどは、とても
興味深かったです。





来福酒造株式会社
http://www.raifuku.co.jp/
兵庫県産愛船206号 精米:50% 度数:15 酒度:-6 酸度:1.8
酵母:東農短醸分離株(カーネーション酵母)
ac 1800ml ¥4,030
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